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松浦 祥次郎; 小林 岩夫; 古田 敏郎*; 鳥羽 正男*; 津田 勝弘*
JAERI-M 9844, 122 Pages, 1981/12
ガドリニア入り2酸化ウラン(GdO-UO)燃料棒の炉物理特性に関して一連の臨界実験がなされた。実験は、ガドリニア含有量がそれぞれ、0.0、0.05、0.25、1.5、3.0wt%の5種の試験燃料棒を用いて円環炉心、正方格子炉心、JPDR模擬炉心の3種の炉心でなされた。反応度効果、出力分布、放射化率分布、温度係数等か測定された。ガドリニアの熱中性子吸収は強い飽和特性を有し、含有量1.5wt%でほぼ飽和に達することが、反応度効果、出力分布、放射化率分布の測定により確認された。また、飽和状態において、出力は通常燃料の20%程度に低下すること、ガドリニア入り燃料棒間の相互干渉効果は出力分布にはほとんど認められず、反応度効果についても高々15%程度であること等がガドリニア入り燃料棒の炉物理的特性として示された。
江連 秀夫
日本原子力学会誌, 13(12), p.704 - 718, 1971/12
JPDR-Iは、低出力と高出力とでは炉物理特性が大きく異なるので、それぞれの炉物理特性ならびに熱水力特性の概要について述べる。さらに、破壊試験による燃焼度の測定と解析についても報告する。